息子との日々…1
2004年9月8日息子がこの世を去ってから
心が体が頭が動かない。
悠樹が生まれた日はとても晴れていた。
私が意識を取り戻したときは病室のベッドの上で。
この時はまだ悠樹がどんな状態にあるかは知らなかったし
1000gにも満たない体だとも知らなかった。
私の病室には母がいた。
泣きはらしたような真っ赤な目で心配そうに私を見ていた。
だけどそこに旦那はいなくて。
居場所を聞くと子供のところだという。
母に押された車イスで私の血が流れる赤ちゃんを見た。
ずっとずっと憧れていた。
ずっとずっと思い描いていた。
自分の赤ちゃん。
家族で過ごす生活をずっとずっと楽しみしていた。
母の様子がなんとなくおかしくて、
嫌な予感はしていた。
10ヶ月間私のおなかにおいておくことができなくて
成長の途中に無理矢理出してしまった。
でも医者は言っていた。
「今の医療がかなり進んでますから」
「少々の不安は残るかもしれませんが、母体の命を優先します」
何度も聞かされていた。
何度も確認してきた。
だけど…
私の初めての赤ちゃんは。
保育器の中で管でつながれ
とてもとても小さくて
それでも一生懸命生きていた。
赤ちゃんというより黒ちゃんだった。
涙が止まらない私の横で母は
「あなたの子供よ。かわいいでしょ?」と泣いていた。
「うん。うん。誰よりもかわいいね」
自分の病室に戻り母もおうちに戻り
ひとり空を眺めながら先のことを考えた。
あの子の人生。
幸せになれるのだろうか?
見上げた空はとても青くて
「新人ママさん!ガンバレ!」と励ましてくれているようだった。
その青はわたしの心に勇気をくれて。
誰よりもあの子のことは私が一番愛してるじゃない。
私たちの子供に産まれてきたあの子は幸せものよ。
私があの子を幸せにしてみせるわ。
と強く誓った。
だから、あの子の名前は「ゆうき」
私に勇気を与えてくれたから。
心が体が頭が動かない。
悠樹が生まれた日はとても晴れていた。
私が意識を取り戻したときは病室のベッドの上で。
この時はまだ悠樹がどんな状態にあるかは知らなかったし
1000gにも満たない体だとも知らなかった。
私の病室には母がいた。
泣きはらしたような真っ赤な目で心配そうに私を見ていた。
だけどそこに旦那はいなくて。
居場所を聞くと子供のところだという。
母に押された車イスで私の血が流れる赤ちゃんを見た。
ずっとずっと憧れていた。
ずっとずっと思い描いていた。
自分の赤ちゃん。
家族で過ごす生活をずっとずっと楽しみしていた。
母の様子がなんとなくおかしくて、
嫌な予感はしていた。
10ヶ月間私のおなかにおいておくことができなくて
成長の途中に無理矢理出してしまった。
でも医者は言っていた。
「今の医療がかなり進んでますから」
「少々の不安は残るかもしれませんが、母体の命を優先します」
何度も聞かされていた。
何度も確認してきた。
だけど…
私の初めての赤ちゃんは。
保育器の中で管でつながれ
とてもとても小さくて
それでも一生懸命生きていた。
赤ちゃんというより黒ちゃんだった。
涙が止まらない私の横で母は
「あなたの子供よ。かわいいでしょ?」と泣いていた。
「うん。うん。誰よりもかわいいね」
自分の病室に戻り母もおうちに戻り
ひとり空を眺めながら先のことを考えた。
あの子の人生。
幸せになれるのだろうか?
見上げた空はとても青くて
「新人ママさん!ガンバレ!」と励ましてくれているようだった。
その青はわたしの心に勇気をくれて。
誰よりもあの子のことは私が一番愛してるじゃない。
私たちの子供に産まれてきたあの子は幸せものよ。
私があの子を幸せにしてみせるわ。
と強く誓った。
だから、あの子の名前は「ゆうき」
私に勇気を与えてくれたから。
コメント