私と子供

2004年8月12日
結婚してすぐ「子供がほしいね!」と旦那と話して。
生活は苦しくなるけど、二人で頑張ろうね。と話し合い
私たちの宝物をつくることにした。


あの子がおなかにいるとわかったときは
本当に本当に嬉しくて、大事に大事にしていきたいと思った。


幸せな日々がこれからずっと続くと思った。





だけど、おなかの子供はなかなか大きくなってくれなくて、
そのうち私の体のほうがおかしくなった。


「このままだとお母さんの命にまで影響が出ますよ」

泣いてしまって言葉にならない私の横で、旦那は

「もしも、もしも子供がだめでも妻だけは・・・。」

と言ってくれた。



帝王切開で子供をこの世界に送り込んだ。
それはそれは小さくてとてもかわいかった。



本当はすごく怖かったのだけど。


1000gにも満たない小さな命。





ごめんね。
こんな辛い思いをさせるためにあなたを生んだんじゃないの。
ママがもっと頑張ればよかったね。
子供が子供を生むというのは、こういうことなのかもね。
たった一度ママを見て、笑ってくれたこと。
忘れないよ。
とっても嬉しかったんだから。
また笑ってくれるよね。ママってあなたの口から聞いてみたいな。
あなたの同級生は来年小学生。でもいいのよ。あなたはあなたのペースでゆっくりゆっくり歩けばいいの。
ママはずっとずっとあなたの近くにいるよ。

頑張れ!頑張れ!!
小さな命!!

戦え!戦え!!
小さな命!!

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